ごあいさつ
完璧なモノを
つくるのではなく
余白を大切に対話を
重視したモノづくり
多くの情報・モノ・サービスが日々生まれるこの時代。
日々、新しいモノにあふれてる中で無意識に私たちは選択して生活しています。
買い物に行くと沢山の商品が並び、その商品たちの広告が並びます。
情報も同じでインターネット検索をすると数多の情報が並んでいます。
あふれるモノや情報の中から知らず知らずに選択をしている私たちは
少し疲れているのではないか?と感じる事があります。
そのような過多な日常の中で人生にもデザインにも『余白』が必要だと私は考えます。
余白を大切にする
地例えば、洋服を買うとき。
気に入ったデザインのものを見つけた時に、値札に目が行ってしまう事がないでしょうか?
値札を見る前に想像してみてください!
「これを着てどこへ行こうかな?」
「誰と◯◯してる時に着ていきたい!」
この服があればどんな幸せが待っているのかな、
素敵な想像をふくらませてみると値札のことなんて忘れてしまう。
このように値段や数字だけではない想像力を膨らませて行くことで
人生に余白が産まれていきます。
余白を大切にしたデザイン
ここで言う余白は、行間やコンテンツの隙間という
デザインのテクニックではなく、対話を大切にしたデザインを
するにはどうすればいいか?を大切するというものです。
伝えたいことを全て伝えようとしても、全てを伝えることは難しいことです。
全て伝えるのではなく、大切な情報と伝えたいことを絞って伝える。
正しいことであっても長話の人の話を聞き続けて覚えることは難しい。
デザインも同じでおしゃべりすぎるデザインは逆に伝わらない事があります。
すべてを描きつくすのではなく、描き手と受け手がデザインを通して
対話をすることで完成していく。
そんな『余地を残す』ことが、素敵なデザインへの一歩だと考えます。
包むデザインでは、最初から完璧なデザインをお見せすることは難しいかもしれません。
それは対話続ける中で、本当に伝えたいことやイメージをすり合わせていき、
0を1に、1を10に、10を100にしていく過程を大切にしているためです。
そして、形ができあがっても、まだ完成ではありません。
創ったモノを見たファンなどつかい手に
『商品やサービスなど味いながら余白を楽しんでいただく』想像の時間を含めて完成です!
伝えよう伝えようとして詰め込みすぎるよりも
受け手が見て、想像して、余白を感じ、商品やサービスの世界観にひたれるデザインが素敵だなと思います。
人との対話を通して心を豊かにする。
デザインとしての余白は、コミュニケーションにより創りあげられます。
代表デザイナー:ツツム ツム